植物土壌改良剤クリンカとは
クリンカは、薬剤を使用せずに植物土壌を抗菌化・活性化することができます。
効果
クリンカを植物土壌(水田、水耕地を含む)に使用すると、次の効果があります。
抗菌土になります。
土壌に生息する病原性の細菌、カビに対し、大きな抗菌力を有するため無農薬栽培が可能になります。抗菌性はクリンカが極微量(0.003~0.02ppm)の銀・銅イオンを出して、これが菌類の細胞表面に吸着して細胞を破壊するもので薬剤とは全く異なるものです。
活性土になります。
土壌の水(雨水、地下水、河川水など)を活性化させるため、植物の発芽発根が促進され、成育が早く、大幅な増収になります。
活性化水はクリンカの触媒機能により生ずる水中のイオン化酸素が水のクラスター(分子の集団)を小さくし(通常水が14~16であるのに対し5~7位になる)浸透圧及び溶解力が高くなった水です。
この活性化水が土壌中の栄養分(肥料、他)を溶解し、植物の根に浸透・吸収させるものです。
無害で効果が持続します。
クリンカは薬品類を一切含まず、動植物に対し無害でありその効果は長期間(1~2年)持続します。
酸化分解能を有します。
有害な残留農薬を酸化分解し無害化することができます。
農作物・果樹への使用例
- 稲 作
イ.モミ種の発芽用苗箱(プラスチック製)に混入した使用量は、1反当りに換算すると650gです。
ロ.田植え時に1反当り4㎏散布、農薬は使用しない。昨年の収穫量と比較し、平均約10%増収になった。成長が早い、穂の出が早く、多い、茎が太いなどが確認された。
また、米の糖度が増し、風味が向上した。 - ほうれん草、野沢菜、レタス他
土の表層部に㎡当り20g混入し、無農薬で栽培した。成長が早く、茎、葉が大きくなり10~20%増収した。取り入れ後も葉が元気よく日持ちが長くなった。また、根コブができなかった。 - ナス、ピーマン
土に㎡当り25g散布し、無農薬で栽培した。実が大きくて艶があり、10~20%増収した。 - スイカ
土に㎡当り15g混入し、無農薬で栽培した。前年に比し、大きさが1.5~2倍と驚異的に成長した。 - 梨、林檎、葡萄
根元周辺の表層土を軽く耕し、一本当り40g混入した。実に艶が出て大きく(10~20%増)なった。糖度が増した。
主な用途と使用量
用途 | 使用量 | 使用法 |
---|---|---|
稲 作(水田) | 1㎡当り 3~10g | 散布 |
野 菜(畑) | 1㎡当り 10~30g |
表層土に混合 |
芝 生(ゴルフ場他) | 1㎡当り 10~50g | 表層土に混合 |
果 樹(畑) | 1㎡当り 10~50g | 表層土に混合 |
花 樹(鉢植え) | 土の重量の0.5~3% | 表層土に混合 |